今回は卓球のフォアハンドドライブについて、コツや打ち方をお伝えしていきます。
卓球の攻撃において主軸となるフォアハンドドライブ。
ここでは動画などもご紹介しながら練習方法もまとめていきます。
卓球初心者の方やレベルアップを目指す選手は是非参考にしてみてください。
このページに書かれていることは…
卓球のフォアハンドドライブについて
出典:http://world-tt.com/
ここでは卓球のフォアハンドドライブについてお伝えしていきます。
卓球のドライブは攻撃の際に欠かせない最も重要な技術といっても過言ではありません。
ドライブはボールに強烈な前方方向のスピンをかけ、相手のコートを打ち抜く技術です。
特に初心者の人は攻撃の手段として最初にこのドライブを覚えるようにしましょう。
それでは威力のあるフォアハンドドライブを打つためのポイントをご覧ください。
下半身の力を伝える
ドライブの威力とスピードを上げるには、ボールに下半身の力を伝えることが重要になります。
上半身の力だけでドライブをしても力の無い棒玉になってしまうので、最初に下半身の力を伝えることを意識してください。
威力のあるドライブを打つためには、ラケットとボールが当たるインパクトの瞬間に足を力強く踏み込みましょう。
この際、踏み込む足は利き手と逆の足になります。
力強い踏み込みが下半身の力をボールに伝えてくれますので、練習の時から意識するようにしてください。
こうした下半身の力をボールに伝える感覚を養うには、多くの球を打ち込むしかありません。
多球練習で何度もボールを打つことで強力なドライブを習得していきましょう。
力を溜めてからのスイング
次に重要なポイントは、下半身の力を一度溜めるということになります。
ただ足を踏み込んだだけでは充分に下半身の力をボールに伝えることはできません。
ですので踏み込む前に一度沈むようなイメージで、軽く膝を曲げてみてください。
そして利き手側の足から逆の足へこの力を移動させるようにして、体重移動をしていきましょう。
こうすることで溜めた力をボールに全て伝えることができるようになります。
膝を曲げる方法以外にも、腰をひねったりバックスイングを少し大きめにすると溜めができると思いますよ。
ご自分のフォームに合った力の溜め方を探してみてください。
スイングは水平を意識する
スピードではなくスピンを重視するドライブの場合は、ラケットを下から上にスイングしていきます。
しかしこれでは威力のあるドライブを打つことはできません。
威力とスピードを重視したフォアハンドドライブを打つためには、スイングをなるべく水平にすることを心掛けてください。
この場合はボールを擦りながら叩くというイメージを持つことが重要です。
まずは強烈なドライブを習得するため、しっかりとイメージしながら何度もボールを打ち込んでいきましょう。
このドライブをマスターすれば、次はスピンのきいたループドライブの習得にも挑戦してみてください。
水平にスイングするパワードライブと、下から上にスイングするループドライブを使い分けられるようになれば強力な武器になるはずですよ。
以上が力強いフォアハンドドライブを打つためのポイントでした。
パワードライブは卓球の攻撃において必須の技術となります。
ご紹介したポイントを抑えながら練習に励んでみてください。
「卓球のフォアハンド」打ち方のコツは?
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ここからはフォアハンドの基本的な打ち方と、上達するためのコツをご紹介していきます。
それでは各ポイントごとにまとめていきますので、練習の参考にしてください。
ラケットの角度
まずフォアハンドでボールを打つ時のコツはラケットの角度になります。
角度の調整は打球のスピードや立ち位置などによって異なりますので、多くのケースを想定しながら練習していきましょう。
基本的な調節の仕方ですが、打球が大きくなり過ぎた場合はラケットを寝かせるようにしてください。
逆にショートしてしまった時は、ラケットを起こすようにしましょう。
この二つを頭に入れながら微調整していくことが重要です。
自分のスイングに適した角度を日頃の練習で見つけるようにしてください。
角度の調節を習得すれば、他の技術にも応用することが可能です。
基本的な技術として早めにマスターすることをおすすめしますよ。
無駄な力を入れない
次に上達するためのコツは、全身の力を抜いてリラックスするということです。
卓球のボールは軽量なので、無駄な力を入れる必要はありません。
正しいフォームと角度でスイングすれば、リラックスした状態でもしっかりと返球することができます。
そのためまずはフォームと角度を意識しながら、ゆっくりとしたテンポでラリーの練習をしていきましょう。
ラリーが50球以上続くようになれば、少しずつ力を入れていきボールのスピードを上げていってください。
ここまでラリーが続くようになっていれば、力の入れ方は自然と身に付いているはずです。
ですのでリラックスした状態とゆったりとしたペースを意識しながら練習を始めていきましょう。
以上がフォアハンドの基本的な打ち方とコツでした。
卓球初心者の方はラケットの角度とリラックスすることを重視するようにしてください。
このポイントさえ意識しておけばフォアハンドは簡単にマスターできるはずですよ。
フォアハンドグリップとバックハンドグリップについて
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ここからはフォアハンドとバックハンドのグリップ(握り方)による違いについてお伝えしていきます。
あまり意識せずに握っていると思いますが、実はフォアとバックのグリップにはそれぞれメリットとデメリットがあることをご存知ですか?
ここでは各グリップの特徴と適した技術をまとめていきます。
それではまずフォアハンドグリップからご覧ください。
フォアハンドグリップ
フォアハンドグリップはとても手首を開きやすい握り方です。
そのため手首の開きを使い左右のコースが狙いやすいという点がメリットになります。
まずはこのメリットを活かすため、フォアハンドでは卓球台のコーナーを狙う練習を取り入れてみてください。
さらにフォアハンドグリップには深く握りやすいというメリットもあります。
このメリットは力強い打球を生み出してくれるものなので、どんどん活用していきましょう。
デメリットとしてはバックハンドへの対応がしにくいという点です。
バックハンドを打つ場合は手首を固定せずにスイングすることを意識してください。
フォアハンドグリップに適している技術は、ドライブなどの強打と左右へのコントロールボールになります。
高いレベルの技術を習得してみてください。
バックハンドグリップ
バックハンドグリップは手首の柔軟性を活かした握り方になります。
柔らかなスナップによりラケットの先端をしなやかに回せるので、バックハンドの強打に最適な握り方と言えるでしょう。
さらに中間距離のボールに対してボールの右側をスムーズに捉えられるので、ブロック攻撃をしやすいというメリットがあります。
しかしフォアハンドグリップのような手首の開きやすさはありません。
そのためフォアハンドでのストレートに難しさを感じてしまうでしょう。
こちらの握り方はバックブロックやチキータなどの技術に適していますので、習得するようにしてください。
以上がグリップの違いによるメリットとデメリットでした。
それぞれの長所を伸ばしながら短所を克服していくと、非常にバランスの良いプレイヤーになることができます。
自分の握り方がどちらなのかを確認しながら練習していきましょう。
フォアハンドの参考動画
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ここではフォアハンドを練習する際に参考となる動画をご紹介していきます。
動画を視聴しながらイメージトレーニングをすることもおすすめの練習方法ですよ。
それではフォアハンドの基本的な打ち方を紹介する動画をご覧ください。
続きましてフォアドライブの打ち方を紹介する動画をご紹介します。
様々な角度からフォアドライブのスイングを撮影していますので、とても参考になると思いますよ。
以上がフォアハンドの参考動画でした。
イメージトレーニングのためにも繰り返し視聴してみてください。
卓球のフォアハンドドライブについてのまとめ
出典:http://www.takurepo.com/
ここまでフォアハンドドライブの打ち方やコツについてお伝えしてきました。
ドライブは卓球の攻撃において最初に覚えなければならない技術です。
その中でもまずはフォアハンドのドライブを習得していきましょう。
こちらの記事を参考にしてフォアハンドドライブをマスターしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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