卓球の補助剤!代用品と塗り方は?

今回は卓球の補助剤について、代用品や塗り方などをお伝えしていきます。

ラバーの性能を異常なほどに向上させてしまう補助剤。

そのため現在は使用が禁止されています。

しかし不正に使用する選手が後を絶たないため、大きな問題となっているんです。

そんな補助剤について詳しくまとめていきますので、卓球の知識を深めるための参考にしてください。

 



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卓球の補助剤について


出典:https://rakuma.rakuten.co.jp/

 
ここでは卓球の補助剤について特徴や効果などをお伝えしていきます。

まずは補助剤とは一体どのようなものなのか、その特徴をご覧ください。

補助剤とは?

卓球では木製やカーボン製のラケットに、ゴムやスポンジ製のラバーを接着剤で貼り付けて使用します。

現在は接着剤や接着シートでラバーを貼っていますが、以前はここに補助剤が使われていました。

補助剤を英訳するとブースターとなり、意味は「引き上げる」「押し上げる」となります。

ではなぜ接着剤に補助剤を加えていたのでしょうか?

それには補助剤の特殊な効果が関係していたためでした。

次の項目で補助剤の効果についてご説明していきます。

補助剤の効果

以前まで使われていた補助剤にはラバーを膨張させる効果がありました。

これによりラバーの反発力が格段に強くなり、通常よりも打球の速度が出やすくなります。

さらにラバーの表面が柔らかくなるため、スピンとコントロール性能も上がりました。

このような特殊効果があったため、多くの選手が接着剤と補助剤を併用していたのです。

現在はこうした補助剤の使用はルールの改正によって認められていません。

間違っても試合などで使用するラケットに補助剤を使わないようにしてくださいね。

補助剤が禁止された経緯

補助剤が広く使われるようになった以前から、似たような効果を生み出す接着剤が売られていました。

「スピードグルー」などが有名な商品になるので、もしかしたら名前を知っている人がいるかもしれません。

一昔前の卓球界ではこのような商品は普通に販売され、選手も当たり前のように使用していました。

当時の選手はこのような接着剤の効果で、強烈なスピードボールを打っていたそうです。

ですが「スピードグルー」などの接着剤は、人体への悪影響が懸念されていました。

その理由はほとんどの製品に使われていた主成分が有機溶剤だったためです。

こうしてスピードグルーなどの使用の是非が問われる中、接着剤を塗っていた選手が意識不明の重体になるという事故が起きてしまいました。

幸い一命は取り留めたそうなのですが、この事故をきっかけに日本卓球協会は「スピードグルー」の全面禁止という判断を下します。

ここで登場したのが補助剤でした。

補助剤には有機溶剤が含まれていなかったため、使用を禁止する訳にはいきません。

「スピードグルー」には及ばないものの、補助剤にも似たような特殊効果があったため、多くの選手が使用したと言われています。

しかし補助剤も問題視されるようになっていき、まず2008年9月に有機溶剤が入った接着剤が使用禁止となりました。

その翌月には補助剤の使用も一切認められなくなったのです。

こうして接着剤問題は落ち着いたかと思われたのですが、それまで補助剤などを使ってきた選手から不満の声が上がってしまいました。

その理由は普通のラバーでは反発力が足りず、今までのようなスピードボールが打てなくなったためだと言われています。

すると次々にルールを無視して補助剤を使用する選手が現れてしまいました。

ですが日本卓球協会も黙って見過ごすわけにはいきません。

この事態を重く見た協会側は、試合会場に補助剤を使っているかどうかを検査する機械を設置していきます。

しかし揮発性の低い補助剤は、この検査を簡単にクリアしてしまいました。

そのため2018年現在も、この問題は解決されていません。

一部の報道によると、ドイツで補助剤を検査する新たな機器が開発されたそうなのですが、まだ実証化はされていないようです。

まだまだ解決には時間がかかりそうな卓球界の補助剤問題。

今後の動向に注目していきましょう。

 



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「卓球の補助剤」代用品について


出典:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 
ここからは補助剤の代用品についての情報をお伝えしていきます。

注意点といたしまして、この記事は代用品の使用をお勧めしている訳ではありません。

あくまでも以前使用されていた補助剤の効果を知ってもらうため、代用品をご紹介していきます。

間違っても試合用のラケットには使用しないでくださいね。

補助剤の代用品

まず代用品としてご紹介するのは、自転車のパンク修理用のゴムのり(ノントルエン等)です。

これは「スーパーグルー」や補助剤と成分がほとんど変わりません。

そのため補助剤の効果を完璧に近い形で再現できます。

この他にもマルニ工業のエコセメントという製品も、補助剤と同じような感覚で使うことができますよ。

効果は多少低くなりますが、サラダ油を代用品として使っている人もいるようです。

ただし塗ってから乾くまでかなり時間がかかるそうなので、あまりお勧めできませんね。

基本的にはトルエンなどの有害物質を含んだ製品が、補助剤の代用品とされているようです。

 
以上が補助剤の代用品についての情報でした。

上記でもお伝えした通り補助剤の使用は認められていません。

さらに代用品の中には人体に有害な物質が含まれているものもあります。

そのため遊び半分で使用することは避けるようにしてください。

 

「卓球の補助剤」塗り方について


出典:http://blog.livedoor.jp/

 
ここでは補助剤の塗り方をお伝えしていきます。

あくまでも補助剤は遊びの卓球で使うようにしてくださいね。

まずラバーのスポンジ面に補助剤を塗っていきましょう。

購入された補助剤によっては布やハケで塗っていくタイプもありますのでご注意ください。

補助剤を塗るとラバーが膨らんでいきます。

完全に膨らんだら次はラバーを乾燥させていきましょう。

もしも布などを浸すタイプだった場合は、布を取ることを忘れないでくださいね。

乾燥時間は補助剤によって違いますので、しっかりと確認しておいてください。

ラバーが完全に乾燥したら、その後は通常と同じようにラケットに接着剤で貼っていきます。

この際、ラバーが反り返ってくるため貼り方が非常に難しくなりますので、丁寧に作業を行ってください。

ちなみに補助剤の効果が持続するのは、平均すると約2週間程度だと言われています。

 
以上が補助剤の塗り方でした。

くれぐれも試合用のラケットには使用しないでくださいね。

 

補助剤を使用するラバーの種類は?


出典:https://item.fril.jp/

 
上記でもお伝えしてきた通り、補助剤を不正に使用する選手は現在も少なくありません。

そんな不正を行う選手たちは、どのようなラバーに補助剤を使っているのでしょうか?

実は補助剤を使うのは裏ソフトラバーと表ソフトラバーだけと言われています。

その中でも補助剤使用の疑惑が常に噂されている中国人選手たち。

彼らの中には見た目で補助剤の使用が明らかに分かる人も存在しています。

こうした状況から、補助剤を使用する選手の増加は食い止めることが出来ていません。

選手のモラルが高い日本以外では、世界各国の選手たちが補助剤を使い始めていると噂されています。

上記でも少しご紹介しましたが、こうした不正なラバーを見抜くため、ドイツで最新の検査方法が開発されました。

その検査方法は国際卓球連盟が公認するラバーの弾力と粘度を前もって測定しておき、試合前に数値を比較するというものです。

つまり事前に測定した数値と、選手が使用するラバーの数値が大きくかけ離れていると、不正なものだと判断できるシステムなんです。

しかしこの新システムの実現にはまだ目立った動きがみられません。

国際卓球連盟は補助剤問題をあまり重要視していないとの噂もあります。

そのため現在もこの問題は解決の糸口すら見つかっていません。

一刻も早く不正な補助剤問題を解決してほしいものですね。

補助剤を使用した場合の打球音

ここまで補助剤の効果や禁止になった経緯などをお伝えしてきました。

補助剤を使ったことがある人なら、打球のスピードやスピン性能がどれだけ上がるのか想像しやすいと思います。

しかし補助剤が禁止になってから卓球を始めた人は、なかなかイメージすることが難しいかもしれません。

そのためここでは補助剤を使用した場合と使用してない場合の打球音を比較していこうと思います。

まずは補助剤を使用していない通常の打球音を、下記の動画で視聴してみてください。

 

 
この動画の打球音と下記の動画を聴き比べてみてください。

 

 
打球音が全く違うことをお分かりいただけましたか?

補助剤を使用したラバーでボールを打つと金属音のような高音が響き渡ります。

このように見た目だけでなく音でも不正を判別することが出来るようになっています。

卓球の試合を観戦する場合は、このような打球音にも注目してみてください。

 

卓球の補助剤についてのまとめ


出典:https://item.fril.jp/

 
今回は卓球の補助剤について、代用品や塗り方をお伝えしてきました。

補助剤をラバーに塗ることは禁止された行為となります。

そのため試合用のラバーには絶対に使用しないでください。

ここで補助剤についてご紹介した理由は、不正な行為ということを知ってもらうためだとご理解いただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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